自生地では夏に開花し、高さは最大でも1m程です。本州中部以西は、兵庫県氷の山や九州の祖母山などの高地に転々と分布しています。和名は、小さな白い花を散らすように咲かせることから。また、小種名のtschonoskii は、命名者のロシアの植物学者マキシモヴィッチの協力者であった、須川長之助への献名です。長之助は、高山植物のチョウノスケソウなどにも名前を残しています。