コメツツジ <米躑躅>

Rhododendron tschonoskii Maxim. (ツツジ科)

実験室前小ロック脇、ボッグガーデン付近などに植栽されています。自生地では夏に開花し、高さは最大でも1m程です。本州中部以西は、兵庫県氷の山や九州の祖母山などの高地に転々と分布しています。和名は、小さな白い花を散らすように咲かせることから。また、種小名のtschonoskii は、命名者のロシアの植物学者マキシモヴィッチの協力者であった、須川長之助への献名です。長之助は、高山植物のチョウノスケソウの他、イヌシデニッコウザクラキヨズミイボタオオウラジロノキミヤマエンレイソウなどにも名前を残しています。

[実験室付近 2016年06月08日 撮影]

紅葉[実験室前小ロック 2022年11月08日 撮影]

[実験室前小ロック 2020年06月12日 撮影]

[実験室前小ロック 2018年06月07日 撮影]

[実験室付近 2016年06月08日 撮影]

紅葉[ボッグガーデン付近 2009年10月15日 撮影]

分布:北海道、本州、九州、朝鮮南部
生育地:深山
特徴:落葉低木
当園花期:5月下旬〜6月下旬

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園内位置