チョウジザクラ <丁字桜> endemic species to Japan

Cerasus apetala (Siebold et Zucc.) Masam. et S.Suzuki var. tetsuyae H.Ohba (バラ科)

石標18番付近石塀東側の個体がチョウジザクラの特徴を良く表しています。石標60番の個体は長い間チョウジザクラの札がつけられていましたが、花弁が大きいことなどから典型的なチョウジザクラとは言えず、雑種の可能性があります。花を横から見ると丁字の形に見えます。ひとつの花芽から1〜3個の花が下向きに付き、葉の展開前あるいはほぼ同時に開花します。開花がまばらなため見栄えはせず、花期が長いため雑種を多く作ります。

[石標18〜19番付近(19番側塀沿い)2020年04月09日 撮影]

[石標18〜19番付近(19番側塀沿い)2020年04月09日 撮影]

[石標18〜19番付近 2019年04月23日 撮影]

[石標18〜19番付近 2019年04月19日 撮影]

[石標24番付近 2016年04月20日 撮影]

[石標18〜19番付近(19番側塀沿い)2015年04月15日 撮影]

分布:本州(東北地方〜広島県のおもに太平洋側と中央部)、九州(熊本県)
生育地:山地にまばらに生育
特徴:4〜7mの落葉小高木、両性花
当園花期:4月上旬〜下旬
変種にミヤマチョウジザクラオクチョウジザクラ

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園内位置