9. ロックガーデン(高山植物園)

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[2003年05月08日 撮影]

日光分園が現在地に移設された1911(明治44)年の後まもなく、高山植物の研究と生育のために、我が国で初めて設けられた西洋式の植物栽培場です。岩石を多数組み合わせて築山とし、岩と岩の間に高山植物などを植え、できるだけ自然に近い状態で植物を育てています。

奥の大きい築山には、アカモノ、イソツツジ、キタダケヨモギ、シコタンヨモギ、ピレオギク、イブキジャコウソウ、タテヤマウツボグサ、ノウゴウイチゴ、イカリソウ類、ミヤマビャクシン、キンロバイなどの日本産の種類があり、手前の小さい築山には、朝鮮原産のタツタソウ、タンチョウソウ、ヒマラヤ原産のヒマラヤユキノシタ、ヒマラヤハッカクレン、アルゼンチン原産のギンパイソウなどの外国産の種類が植え込んであります。

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アカモノ
[2003年05月26日 撮影]
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イブキジャコウソウ
[2003年06月19日 撮影]
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タンチョウソウ
[2003年04月23日 撮影]
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ヒマラヤユキノシタ
[2003年04月26日 撮影]
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